【番外編⑦】「会社を良くしたい」と語り合った同僚

キャリアストーリー

新しい社長が就任し、私が管理職になって間もない頃、ある事業所に新人の女性事務員が入社してきました。積極的で、仕事もよくできる人でした。

彼女と初めて会ったのは、会社の基幹システムを見直すための会議で、各事業所の代表者が本社に集まったときのことです。それまで事業所同士の横のつながりはほとんどなかったので、他の事業所の事務員と直接話をするのは、とても新鮮な経験でした。


「会社を良くしたい」で意気投合

話してみると、彼女も「会社をもっと良くしたい」という思いが強く、すぐに意気投合しました。私が女性グループを立ち上げたときも、積極的に力を貸してくれました。管理職になったことで、心ない言葉が聞こえてきた時期も、陰でそっと支えてくれていたのが彼女でした。


背中を押してくれた、同志

残念ながら、その後いろいろな事情が重なり、彼女は退社することになりました。ただ、一緒に語り合った「会社の将来」は、私が引き継いで、必ず良くしていこうと、あらためて心に誓った出来事でもあります。

今振り返ると、私は彼女に、ずいぶん背中を押されていたのだと思います。一緒に働く人によって、自分の進む方向は大きく変わるものなのだと、つくづく感じています。


執筆者:中小企業 元一般事務員・元役員

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